こんにちは!百年アルミ株式会社です!
ご自宅の外壁を見たときに、こんなことを感じたことはありませんか?
- 外壁の上の方はきれいなのに、下の方だけ黒ずんでいる
- 地面に近い部分だけ、緑色の苔のようなものが付いている
- 掃除をしても、しばらくすると同じ場所が汚れてしまう
実は、こうした外壁の汚れには、雨の日の水の動きや、地面からの湿気が関係していることがあります。
今回は、普段あまり意識することのない、雨の日に外壁の下の方で何が起きているのかを解説します。
1.雨は上から降るのに、なぜ下の方が汚れるの?
雨が降ると、屋根や外壁に当たった雨水は下へ流れていきます。
ところが、外壁の下の方では、それとは別の現象が起きています。
それが雨水の跳ね返り(雨はね)です。
屋根から落ちた雨水や地面に直接当たった雨粒は、土や砂、細かな泥などを巻き込みながら周囲に飛び散ります。
その水滴が外壁に繰り返し付着することで、地面に近い部分だけが汚れやすくなるのです。
特に、建物の周囲が土や砂利になっている場合は、雨はねによる汚れが目立つことがあります。
一方、コンクリートの地面でも、水滴の跳ね返りは起こります。
つまり、外壁の下の方だけが汚れるのは、単に建物が古くなったからとは限りません。
ここがポイント
建物の周囲の環境や雨水の流れ方が、外壁の汚れの付き方を左右しています。
2.雨がやんだ後も、外壁の下には湿気が残りやすい
雨の日に起きていることは、泥水の跳ね返りだけではありません。
もう一つ注目したいのが、雨がやんだ後の乾き方です。
例えば、日当たりのよい南側の外壁と、日陰になりやすい北側の外壁では、同じ雨に濡れても乾くまでの時間が異なることがあります。
特に建物の下部は、植木や塀、隣の建物などの影響で日光が届きにくく、風通しも悪くなりがちです。
こうした場所では、雨水や湿気が残りやすくなります。
湿った状態が続くと、苔や藻などが発生しやすい環境になります。
外壁の下の方に見られる緑色や黒っぽい汚れは、こうした生物の付着が関係している場合もあります。
ただし、黒ずみのすべてが苔やカビというわけではありません。泥、ほこり、排気ガスなどの汚れが蓄積していることもあります。
3.同じ家でも、汚れる場所と汚れない場所がある理由
外壁の汚れ方は、家全体で均一ではありません。
例えば、次のような条件によって違いが生まれます。
- 北側の外壁:日が当たりにくく、湿気が残りやすい
- 植木や塀に囲まれた場所:風通しが悪く、乾燥しにくい
- 土や砂利に面した外壁:雨はねによって泥や砂が付着しやすい
- 雨どいの近く:排水の不具合があると、特定の場所に大量の雨水が落ちることがある
- 軒の出が少ない建物:外壁に雨が直接当たりやすい
特に気をつけたいのは、一部分だけ極端に汚れが集中している場合です。
単なる雨はねではなく、雨どいからの水漏れや、外壁を伝う雨水の流れ方に原因がある可能性も考えられます。
4.外壁の汚れは、建物が傷んでいるサインなの?
外壁が汚れているからといって、すぐに建物が傷んでいるとは限りません。
雨はねや湿気による表面的な汚れであれば、適切なお手入れで改善できることもあります。
ただし、汚れと一緒に次のような症状が見られる場合は注意が必要です。
- 外壁の表面にひび割れがある
- 塗装が剥がれたり、膨れたりしている
- 外壁の継ぎ目にあるシーリング材が割れている
- 雨がやんでも特定の場所だけ長く濡れている
- 外壁の一部が浮いたり、反ったりしている
こうした症状がある場合、表面の汚れだけでなく、外壁材や継ぎ目の状態も確認する必要があります。
特に、ひび割れやシーリングの劣化があると、条件によっては雨水が内部へ入り込む原因になることもあります。
ただし、外壁の見た目だけで内部への浸水を判断することはできません。
5.外壁の下の汚れを見つけたら、何を確認すればいい?
まずは、雨の日と晴れた日の外壁を見比べてみてください。
雨の日には、屋内や安全な場所から、どこから水が落ちているのか、どの部分に水が集中しているのかを確認します。
そして、雨がやんでしばらく経った後に、どの部分が乾きにくいのかを見てみましょう。
地面から安全に見える範囲で、汚れの位置や広がり方を確認するだけでも、原因を考える手がかりになります。
また、外壁の下部を掃除する場合は、強くこすったり、高圧洗浄機の水を至近距離から当てたりしないよう注意が必要です。
外壁材や塗装の状態によっては、表面を傷めてしまうことがあります。
確認しておきたいこと
汚れが何度も繰り返される場合は、掃除だけでなく、なぜその場所が汚れやすいのかを確認することが大切です。
6.大切なのは、汚れを落とすことより原因を知ること
外壁の汚れが気になると、塗装や洗浄を考える方もいらっしゃると思います。
もちろん、外壁の状態によっては、それらが適切な方法になることもあります。
しかし、雨どいの排水不良や地面からの雨はねが原因であれば、表面をきれいにするだけでは、同じ場所に汚れが繰り返し付く可能性があります。
百年アルミでは、住まいの外観だけでなく、外壁の状態や雨水の影響、今後の維持管理について考えることを大切にしています。
外壁の状態によっては、洗浄や部分補修、塗装などが選択肢になります。また、外壁材の劣化が進んでいる場合には、アルミ外壁【鎧】を用いた外壁改修なども検討対象になります。
ただし、どの方法が適しているかは、現在の外壁材や下地の状態などによって異なります。
最初から工事を決めるのではなく、まずは原因と建物の状態を知ることが大切です。
まとめ|外壁の下の汚れには、雨の日の水の動きが関係している
外壁の下の方だけが汚れる主な理由には、雨水の跳ね返り、泥やほこりの付着、日当たりや風通しによる乾燥の違いなどがあります。
汚れがあるからといって、必ずしも外壁が傷んでいるわけではありません。
しかし、汚れが一部分に集中していたり、ひび割れや塗装の剥がれを伴っていたりする場合は、外壁の状態を確認するきっかけになります。
大切なのは、汚れているという結果だけでなく、なぜそこが汚れるのかを知ることです。
ご自宅の外壁で気になる汚れや変化があれば、まずは住まいの現状を確認してみませんか。
百年アルミ株式会社では、外壁の状態や雨水の影響などを踏まえ、住まいに合ったお手入れや改修の考え方をご案内しています。
外壁の汚れや劣化が気になる方は、百年アルミへご相談ください。

