こんにちは!百年アルミ株式会社です!
「夏はエアコンをつけてもなかなか涼しくならない」
「冬は暖房をつけているのに、足元が冷える」
「以前より電気代が気になるようになった」
毎日の暮らしの中で、このように感じることはありませんか?
こうした悩みには、住宅の断熱性能が関係している場合があります。
近年、日本では住宅の省エネルギー化が進められ、2025年4月には原則としてすべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務付けられました。
さらに、2027年4月1日からは、より高い省エネ性能を持つ住宅の普及を促す新しい制度が始まります。
では、すでに建っている住宅はどうなるのでしょうか。
今回は、2027年の制度変更と、今住んでいる家の断熱性能について考えてみたいと思います。
2027年4月から何が変わるの?
2027年4月1日から始まるのは、「上位住宅トップランナー制度」などの新しい仕組みです。
これは、住宅を大量に供給する事業者に対して、より高い省エネ性能を持つ住宅の普及を促す制度です。
住宅の省エネ性能をさらに高めていこうという国の方針が表れています。
ただし、ここで知っておきたいことがあります。
2027年になったからといって、現在住んでいる住宅をすべて新しい断熱基準に合わせて改修しなければならないわけではありません。
今回の制度変更は、主に住宅供給事業者などを対象としたものです。
すでに暮らしている住宅の所有者に、一律の断熱改修を義務付ける制度ではありません。
それでも、これから長く住み続ける家の断熱性能について考える良い機会ではないでしょうか。
そもそも住宅の断熱性能とは?
住宅の断熱性能とは、簡単に言えば、室内と屋外の熱の移動を抑える性能のことです。
断熱性能が十分でない住宅では、夏は外の熱が室内に伝わりやすく、冬は暖房で暖めた室内の熱が外へ逃げやすくなります。
そのため、エアコンや暖房設備を使っていても、快適な室温を保つために多くのエネルギーが必要になることがあります。
住宅の断熱性能には、主に次の部分が関係しています。
- 屋根・天井:夏の日差しによる熱の影響や、冬の室内からの熱の流出に関係します。
- 外壁:屋外と室内の熱の移動を抑える重要な部分です。
- 窓・開口部:ガラスやサッシの性能によって、熱の出入りが大きく変わります。
- 床・基礎:冬場の足元の冷えや室内の温度環境に関係します。
つまり、住宅の断熱性能は、一つの材料だけで決まるものではありません。
屋根、外壁、窓、床など、住宅全体の構造や断熱材の状態を考える必要があります。
築10年、20年の住宅でも断熱性能を見直す必要はある?
「まだ築15年だから大丈夫」
「建てたときに断熱材を入れているから問題ない」
そう考えている方もいらっしゃると思います。
もちろん、築年数だけで断熱性能が低いと判断することはできません。
ただし、住宅の省エネ基準や断熱技術は時代とともに変化しています。
建築当時は一般的だった断熱仕様でも、現在の高断熱住宅と比較すると、性能に違いがある場合があります。
また、同じ築年数でも、採用されている断熱材や窓の種類、施工方法によって性能は異なります。
大切なのは、築年数だけで判断せず、今の住まいがどのような状態なのかを知ることです。
例えば、次のような症状が気になる場合は、断熱性能を確認するきっかけになります。
- 夏になると2階の部屋が特に暑い。
- 冬は暖房を切ると室温が下がりやすい。
- 窓の周辺に結露が発生する。
- 部屋によって温度差が大きい。
- 冷暖房の効きが悪いと感じる。
ただし、これらの症状は断熱性能だけでなく、日当たり、換気、湿度、空調設備などが原因となる場合もあります。
症状だけで原因を決めつけず、住宅の状態を確認することが重要です。
外壁リフォームは断熱性能を考える機会にもなる
外壁のリフォームというと、色あせやひび割れを直したり、外観をきれいにしたりすることを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、外壁は住宅の断熱性能にも関係する大切な部分です。
百年アルミでは、アルミ壁【鎧】を使った外壁リフォームをご提案しています。
既存の外壁の上から新しい外壁材を施工するカバー工法は、外壁を保護するだけでなく、採用する材料や施工構造によって、遮熱性や断熱性、遮音性の向上も期待できる方法です。
百年アルミのアルミ壁【鎧】も、アルミの特性と外壁を重ねる構造を活かし、住まいの快適性を考えた外壁材です。
ただし、ここで大切なのは、アルミという素材だけで住宅全体の断熱性能が決まるわけではないということです。
断熱性能は、既存の壁の構造、断熱材、空気層、窓の性能、施工方法などによって変わります。
外壁リフォームで確認したいこと
外壁を重ねる工事だけで、住宅全体が現在の省エネ基準に適合するとは限りません。既存の外壁や断熱材の状態、採用する製品・施工方法を確認することが大切です。
だからこそ、外壁のリフォームを考える際には、見た目の美しさや耐久性だけでなく、今の住まいの断熱性能についても確認しておきたいところです。
断熱リフォームは何から始めればいい?
断熱性能を改善したいと思っても、すぐに大がかりな工事をする必要があるとは限りません。
まずは、どこに問題があるのかを確認することが大切です。
例えば、窓からの熱の出入りが大きい住宅であれば、内窓の設置や高断熱窓への交換が有効な場合があります。
天井の断熱材が不足している場合には、天井断熱の改善が選択肢になります。
外壁の劣化が進み、外壁リフォームを検討する時期であれば、外壁の保護と併せて断熱性能について考えることもできます。
住宅の状態によって、必要な対策は違います。
また、断熱改修には国や自治体の補助制度を利用できる場合があります。
ただし、対象となる住宅や工事内容、製品の性能、申請時期などには条件があります。工事を検討する際は、その時点で利用できる制度を確認することが大切です。
これからの住宅は「長く快適に住む」ことも大切
住宅の省エネ化というと、電気代の節約が注目されがちです。
もちろん、冷暖房に必要なエネルギーを抑えることは大切です。
しかし、それだけではありません。
夏の暑さや冬の寒さを和らげ、部屋ごとの温度差を小さくすることは、毎日の暮らしの快適さにもつながります。
そして、住宅を長く使い続けるためには、断熱性能と同時に、屋根や外壁の防水性、劣化状況、将来のメンテナンスについても考える必要があります。
例えば、外壁の塗り替えを検討する時期に、今後の維持管理や断熱性能も一緒に考えてみる。
そのような視点を持つことで、目先の修繕だけでなく、これから先の暮らしに合ったリフォームを選びやすくなります。
まとめ|2027年の制度変更を、住まいを見直すきっかけに
2027年から始まる新しい住宅省エネ制度は、より高い省エネ性能を持つ住宅の普及を目指すものです。
今住んでいる住宅に、すぐ断熱改修をしなければならないということではありません。
しかし、住宅の省エネ性能が重視される時代になっていることは確かです。
これから10年、20年と住み続ける家だからこそ、断熱性能や屋根・外壁の状態について、一度考えてみてはいかがでしょうか。
大切なのは、すぐに工事を決めることではなく、まず自分の家の状態を知ることです。
百年アルミでは、屋根や外壁の状態を確認し、住まいの状況に応じたメンテナンスやリフォームについてご相談を承っています。
外壁の傷みが気になる方、これからの住まいの快適性や維持管理について考えたい方は、まずは現状を確認することから始めてみませんか。
参考:国土交通省「住宅の省エネルギー基準・関連制度」/百年アルミ公式ホームページ「アルミ壁【鎧】」

