同じ築20年でも、家によって傷み方が違うのはなぜ?|住宅の劣化を左右する5つの条件

こんにちは!百年アルミ株式会社です!

「お隣の家も同じくらいの時期に建てたのに、どうしてこんなに傷み方が違うんだろう?」

そんな疑問を感じたことはありませんか?

築20年を迎えても、外壁がきれいに見える家もあれば、色あせやひび割れ、コケなどが目立ち始める家もあります。

実は、住宅の傷み方は築年数だけで決まるものではありません。

建物が置かれている環境や使われている材料、これまでのお手入れによって、同じ築20年でも状態に大きな違いが生まれることがあります。

今回は、住宅の傷み方に差が出る5つの理由と、ご自宅で確認しておきたいポイントをご紹介します。

目次

1.日当たりによって外壁の傷み方は変わる

同じ一軒の家でも、南側と北側では外壁の状態が違うことがあります。

南側や西側の外壁は、日差しを受ける時間が長く、紫外線や熱によって塗膜の色あせや劣化が進みやすい傾向があります。

一方、北側は日当たりが少なく、湿気が残りやすいため、コケや藻などが発生することがあります。

つまり、同じ材料を使っていても、外壁の向きによって傷み方が違うのです。

ただし、コケがあるからといって、すぐに外壁内部まで傷んでいるとは限りません。表面の汚れなのか、塗膜の劣化を伴っているのかを見分けることが大切です。

2.雨や風の当たり方でも違いが生まれる

住宅は毎日、雨や風、気温の変化にさらされています。

特に、周囲に建物が少ない場所や風当たりの強い場所では、雨が外壁に吹き付けられやすくなります。

また、軒の出が短い住宅では、外壁に雨が直接当たりやすい部分があります。

雨水が繰り返し当たることで、外壁の継ぎ目や窓まわりのシーリング材などに負担がかかる場合もあります。

一方、周囲の建物によって雨風が遮られる住宅では、同じ築年数でも受ける影響が異なります。

建物の傷み方を考えるときは、住宅そのものだけでなく、周囲の環境も重要な判断材料になります。

3.屋根や外壁に使われている材料が違う

住宅にはさまざまな屋根材や外壁材が使用されています。

例えば、屋根には瓦、スレート、金属屋根などがあり、外壁には窯業系サイディング、モルタル、金属サイディングなどがあります。

それぞれの材料には異なる特徴があり、傷みやすい部分や必要なお手入れも同じではありません。

また、同じ種類の外壁材でも、表面の塗装や施工方法、継ぎ目の処理によって状態が変わります。

ここで注意したいのは、見た目がきれいだからといって、必ずしも問題がないとは限らないことです。

例えば、外壁表面に目立つ傷みがなくても、シーリング材が硬くなったり、細かな隙間が生じたりしている場合があります。

住宅を長く維持するためには、材料ごとの特徴を理解し、適切な箇所を確認することが大切です。

4.これまでのメンテナンス履歴が違う

築20年の住宅を比較するとき、見落とせないのが過去のお手入れです。

例えば、築10年頃に外壁塗装やシーリングの補修を行った住宅と、新築から一度もメンテナンスをしていない住宅では、現在の外観に違いが生まれることがあります。

ただし、塗装をしていないから必ず傷んでいるというわけではありません。

材料の種類や施工状態、立地条件によっても劣化の進み方は異なります。

また、塗装によって表面がきれいになっていても、屋根の下地や外壁内部の状態まで改善されているとは限りません。

大切なのは、「何年前に建てたか」だけでなく、「これまでにどの部分を、どのようにお手入れしてきたか」を知ることです。

5.建物の形や施工状態によっても変わる

住宅の形状も、傷み方に影響する要素の一つです。

屋根の形や勾配、軒の出、ベランダの有無、外壁の継ぎ目などによって、雨水の流れ方や湿気のたまりやすさが変わります。

例えば、屋根と外壁が接する部分やベランダの防水部分、窓まわりなどは、雨水の浸入を防ぐための重要な箇所です。

また、建築時の施工状態や防水処理の方法によっても、年月が経過したときの状態に差が生じる場合があります。

外から見える傷みだけでは判断できない部分もあるため、必要に応じて専門的な確認が重要になります。

築20年の家で確認しておきたいポイント

ご自宅が築20年前後であれば、まずは次のような変化がないか確認してみましょう。

住まいの状態を知るためのチェックポイント

  • 外壁に色あせやひび割れがないか
  • 外壁を触ると白い粉が付くことがないか
  • シーリング材に割れや隙間がないか
  • 北側の外壁にコケや藻が増えていないか
  • 軒天や天井に雨染みのような跡がないか
  • 雨樋に外れや変形がないか

これらは、住宅の状態を知るための手がかりです。

ただし、一つでも当てはまればすぐに工事が必要ということではありません。

症状の程度や原因によって、清掃や部分補修で対応できる場合もあれば、より詳しい調査が必要な場合もあります。

なお、屋根に上ったり、高い場所から身を乗り出したりして確認することは危険です。地上や室内から安全に見える範囲にとどめましょう。

築20年だから外壁塗装が必要? それとも屋根の葺き替え?

「もう20年経ったから、そろそろ工事をしないといけないのかな?」

そう考える方もいらっしゃると思います。

しかし、築20年という数字だけで工事の必要性を決めることはできません。

外壁の塗膜だけが傷んでいるのか、シーリングの補修が必要なのか、それとも屋根材や下地に問題があるのか。

状態によって適切な対応は変わります。

百年アルミでは、屋根や外壁の改修方法の一つとして、アルミ屋根【兜】やアルミ壁【鎧】をご紹介しています。

ただし、どの住宅にもアルミ施工が必要ということではありません。

現在の屋根や外壁の状態、下地の状況、今後の維持管理についてのお考えなどを踏まえ、適切な方法を検討することが重要です。

まとめ|住宅は「築年数」よりも「今の状態」を知ることが大切

同じ築20年でも、住宅の傷み方が違うのは決して不思議なことではありません。

日当たり、雨風、使用材料、メンテナンス履歴、建物の形状など、さまざまな条件が関係しているからです。

そして、もう一つ大切なのは、外観がきれいな家と、建物の状態が良い家は、必ずしも同じではないということです。

だからこそ、築年数だけで工事を判断するのではなく、まずはご自宅が今どのような状態なのかを知ることが大切です。

今すぐ工事をする必要があるのか、それとも、しばらく様子を見てもよいのか。

その判断をするためにも、一度、屋根や外壁の状態を確認しておくと安心です。

「築20年だから工事をする」のではなく、「築20年だからこそ、一度状態を知っておく」。

百年アルミは、そんな住まいとの向き合い方を大切にしています。

屋根や外壁の傷みが気になり始めた方は、まずは現在の状態を確認するところから考えてみませんか?

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