「うちの家は、今どのくらいの価値があるんだろう?」
「築30年も経つと、家の価値はなくなってしまうの?」
「屋根や外壁をリフォームすると、家の資産価値は上がるの?」
長年住み続けている家について、このような疑問を持ったことはありませんか?
住宅は、家族が安心して暮らす場所であると同時に、大切な資産でもあります。
今回は、家の資産価値がどのように決まるのか、そして将来のためにどのようなお手入れをしておくとよいのかを、分かりやすくご紹介します。
家の資産価値は何で決まるの?
住宅の資産価値を考えるとき、大きく分けて「土地の価値」と「建物の価値」があります。
- 土地の価値:所在地、周辺環境、交通の利便性、土地の広さや形状など
- 建物の価値:築年数、建物の構造、耐震性能、劣化の状態、修繕やリフォームの状況など
また、実際に売却する際の価格は、その地域で住宅を購入したい人がどれくらいいるかといった、不動産市場の状況によっても変わります。
ここがポイント!
同じ築年数の家でも、必ず同じ価値になるわけではありません。
築30年の家には、もう価値がないの?
「木造住宅は20年ほどで価値がなくなる」という話を聞いたことがあるかもしれません。
以前の中古住宅市場では、木造戸建て住宅の建物価値を築20〜25年程度でほぼゼロと評価する慣行がありました。
しかし、これは築年数を過ぎた家が住めなくなるという意味ではありません。
国土交通省は2014年に、中古戸建て住宅の評価について、建物の性能や維持管理、リフォームの状況などを適切に反映するための指針を示しています。
適切に管理され、必要な修繕が行われている住宅は、築年数だけで一律に判断するのではなく、個々の状態も確認するという考え方です。
ただし、実際の売却価格に修繕費用がそのまま上乗せされるとは限りません。
大切なのは、家が現在どのような状態にあるのかということです。
屋根や外壁の状態も資産価値に関係する?
住宅の屋根や外壁には、雨風や日差しから建物を守る役割があります。
ところが、年月が経つと次のような変化が見られることがあります。
- 外壁の色あせやひび割れ
- 外壁のつなぎ目にあるコーキングの劣化
- 屋根材の割れやずれ
- 雨どいや屋根まわりの傷み
- 雨漏りや室内のシミ
こうした症状を長期間放置すると、雨水が建物内部に入り込み、下地や木材などに影響を与える場合があります。
傷みが進行すれば、将来の修繕費用が大きくなる可能性もあります。
そのため、屋根や外壁を定期的に確認することは、住宅の良好な状態を維持するうえで大切です。
ただし、外壁が色あせているからといって、必ず雨漏りが発生しているわけではありません。見た目だけで判断せず、必要に応じて専門業者に確認してもらいましょう。
家の資産価値を維持するためにできること
住宅の価値を考えるうえで、特に意識したいことが3つあります。
1.小さな傷みを放置しない
屋根や外壁の小さな不具合でも、早めに状態を確認しておくことが大切です。
必ずしもすぐ工事が必要とは限りません。
まずは現状を知り、必要な修繕を適切な時期に行うことが、住まいを長持ちさせる基本です。
2.住宅のメンテナンス記録を残す
いつ屋根を修理したのか、何年前に外壁を塗装したのか、どのような材料を使ったのか。
こうした記録は、将来の維持管理や売却の際に役立つことがあります。
工事の契約書、保証書、施工前後の写真なども、できるだけ保管しておきましょう。
3.将来の維持費も考えて材料を選ぶ
屋根や外壁をリフォームする際には、工事費用だけでなく、その後のお手入れについても考えておきたいところです。
材料によって耐久性や修繕方法、必要となるメンテナンスは異なります。
リフォームを考えるときのポイント
初期費用だけで判断せず、長い目で比較することが大切です。
アルミ屋根・アルミ外壁という選択肢
将来のメンテナンスを考えた屋根・外壁リフォームでは、アルミ建材も選択肢の一つになります。
アルミには、軽量で、一般的な鉄鋼材料と比べて赤さびが発生しにくいという特徴があります。
そのため、屋根の重量を抑えたい場合や、外装材の耐久性を重視したい場合に検討できる材料です。
百年アルミでは、アルミ瓦「兜」やアルミ壁「鎧」をご紹介しています。
ただし、アルミを使用すれば必ず住宅の資産価値が上がるというものではありません。
また、アルミも使用環境によって腐食や劣化が生じることがあり、点検が不要になるわけではありません。
建物の構造や下地、立地条件などを確認し、それぞれの住宅に合った方法を選ぶことが重要です。
自分の家の資産価値を知るには?
住宅の資産価値が気になる場合は、まず周辺地域の不動産取引価格を調べてみる方法があります。
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」では、地域ごとの不動産取引価格などを確認できます。
ただし、掲載されている価格は個々の物件の取引情報であり、自宅の売却価格をそのまま示すものではありません。
より具体的な価格を知りたい場合は、不動産会社などに査定を依頼する必要があります。
また、建物の状態を詳しく知りたい場合には、住宅診断(インスペクション)も選択肢になります。
まとめ|家の価値を考えることは、住まいの将来を考えること
住宅の資産価値は、築年数だけで決まるものではありません。
土地の条件や建物の性能、維持管理の状況、不動産市場の動きなど、さまざまな要素が関係します。
そして、家を売却する予定がなくても、屋根や外壁の状態を把握し、必要なメンテナンスを続けていくことには意味があります。
これからも快適に住み続けるために。
将来、家族へ住まいを引き継ぐために。
今の家の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
百年アルミでは、屋根や外壁についてのお悩みや、今後のリフォームについてのご相談を承っています。
松山市をはじめ、愛媛県内で住まいのお手入れをお考えの方は、お気軽にご相談ください。

