防災講座で改めて考えた「もしも」のために、今できること。

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ご縁があり、みづき団地防災会長様の防災・地盤に関する講座に参加させていただきました。

防災というと、「非常食を買っておく」「避難場所を確認しておく」といった備えを思い浮かべる方が多いかもしれません。私自身も、これまではそのようなイメージを持っていました。

しかし今回のお話では、備蓄だけではなく、「自分が住んでいる場所を知ること」の大切さについて、とても分かりやすく教えていただきました。

地震は止めることができません。でも、自分の地域の特徴やリスクを知り、事前に備えることはできます。今回は、その中でも特に印象に残った内容をご紹介したいと思います。


まず印象的だったのが、指定避難所の現実についてのお話でした。

大規模な災害が発生した場合、避難所のスペースや物資には限りがあります。行政からの支援もすぐに行き届くとは限らず、想定以上に厳しい環境になる可能性があるそうです。

そのため近年では、「とにかく避難所へ行く」だけではなく、自宅に大きな被害がなければ、自宅で生活を続ける「在宅避難」という考え方も重要になっています。

もちろん、自宅の安全が確認できることが前提ですが、「避難=避難所」と決めつけず、自分たちに合った避難方法を考えておくことが大切なのだと感じました。

備蓄についてのお話では、水や食料と同じくらい、簡易トイレの重要性が強調されていました。

食べ物の備蓄は意識していても、トイレまで十分に準備できている家庭は意外と少ないそうです。

水道が止まれば、普段通りトイレを使うことはできません。数日で復旧するとは限らず、生活を続けるうえでは大きな問題になります。

また、ポータブル電源や照明器具、小型の暖房器具など、生活を維持するための備えについても紹介していただきました。

災害時は「生き延びる」ことだけではなく、「その後の生活をどう続けるか」も考えておく必要があるのだと改めて感じました。


今回の講座で特に勉強になったのが、地盤のお話です。

同じ規模の地震でも、土地の条件によって被害の大きさは変わるそうです。

例えば、昔の谷を埋めて造成した土地や、山を削った部分と盛り土の境目では、地震の揺れによって地盤が動きやすいことがあります。

普段生活していると、自分の家がどのような土地の上に建っているのかを意識する機会はほとんどありません。

しかし、昔の地図やハザードマップを見ることで、その土地の特徴を知ることができるそうです。

「うちは大丈夫かな」と、帰ってから自宅周辺について調べてみたくなるようなお話でした。

斜面に造られた住宅地では、「擁壁(ようへき)」と呼ばれる土を支える構造物も大切なポイントになるそうです。

擁壁そのものにひび割れがある、膨らんでいる水が染み出しているなどの変化は、危険のサインである可能性があります。

「今まで何もなかったから大丈夫」と考えがちですが、実は小さな変化が大きな被害の前触れになっていることもあるそうです。

普段何気なく見ている景色も、少し視点を変えて見ることの大切さを感じました。

防災は特別なことではない

今回の講座を通じて、一番印象に残ったのは、防災は決して特別なことではないということです。

高価なものをたくさん買いそろえることだけが備えではありません。

自宅の周りを歩いてみる。

家族で避難方法を話してみる。

備蓄品を一度確認してみる。

ハザードマップを見てみる。

そうした小さな積み重ねが、いざという時に自分や家族を守る力になるのだと思います。

災害はいつ起こるか分かりません。

だからこそ、「その時が来たら考えよう」ではなく、「今できることを少しずつ始める」。

今回の防災講座は、そんな当たり前だけれど、とても大切なことを改めて考えるきっかけになりました。

日々の暮らしの中で、できることから少しずつ。私たちも地域の一員として、防災について考え続けていきたいと思います。

みづき団地防災会長様ありがとうございました!

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