【コラム】今年の梅雨は大丈夫?長雨の前に絶対確認したい、外壁の「見えない隙間」

もうすぐ長雨の季節、「梅雨」がやってきます。

「うちの外壁はまだ綺麗だから大丈夫!」 …そう油断していませんか?

実は、外壁自体が綺麗でも、目地のコーキングが劣化していると、そこからじわじわと雨水が家屋に侵入してしまう危険があります。

「定期的に外壁塗装をしているから安心」というのも大きな間違い。表面を綺麗に塗り直すだけでは、雨漏りを根本から防ぐことはできないのです。

そこで今回は、現場を知り尽くしたプロの目線から、知っておくべき真実をサクッと解説します!

  • 外壁塗装に潜む「意外な落とし穴」
  • 10年ごとにやってくる「リアルな費用相場」
  • 終わりのない塗装ループから抜け出す「究極の選択肢」

今後の高額なメンテナンス費用に悩まされたくない方は、ぜひチェックしてみてください!

有見 百之助

わたしたちなごみのくにグループも以前は塗装業を生業にしていたので、現場目線の正しい情報をお届けできると思います!

目次

雨漏りの真の原因

お家の劣化に直結する「雨漏り」

実は、外壁の板(サイディング)そのものから雨水が漏れることは稀です。

雨漏りの多くは、外壁材の継ぎ目を埋める「コーキング材」の劣化によってできた隙間から

水が侵入することで起こります。

そもそもコーキング(シーリング)とは

コーキングとは、サイディングボードの隙間や窓枠のサッシ周りに充填されている、ゴム状の建築資材のことです。建物の揺れを吸収するクッションの役割と、雨水の侵入を防ぐ防水の役割という、非常に重要な2つの役割を担っています。

塗料よりも先に「コーキングの寿命」が来る

一般的なコーキング材の寿命は「5〜10年」と言われています。

近年主流のフッ素塗料や無機塗料など、高機能な塗料(耐用年数15〜20年)を外壁に塗ったとしても、

先に目地のコーキングがひび割れたり剥がれたりしてしまうのが現実です。

外壁面は綺麗なのに、目地から雨漏りしては本末転倒ですよね。

業界の鉄則は「打ち替え」

メンテナンスの際、古いコーキングの上から新しい材を塗る「増し打ち」はNGです。

すでに劣化した下地ごと剥がれ落ちるリスクが高いため、

一度すべて綺麗に剥がして新しくする「打ち替え」を行うのが鉄則です。

有見 百之助

「増し打ち」を行う場合もありますが、
「応急処置」「例外対応」に近い扱いです。

 

【30坪・2階建て】フッ素塗装の費用相場

実際に長寿命な2液性フッ素塗料で「塗装+コーキング打ち替え」を行った場合

(外壁面積120〜150㎡想定)

項目内容・詳細費用目安(税込)
足場架設費飛散防止ネット・昇降設備込み15万~20万
コーキング打ち替え+洗浄変成シリコン(打ち替え)。高圧洗浄込み15万~23万
外壁塗装(2液型フッ素)+付帯部塗装下塗り1回 + 2液型フッ素塗料2回塗り。(雨樋・軒天・破風・鼻隠し等を含む)80万~95万
諸経費・廃材処分費など現場管理費、養生、廃材処分代、保証料など8万~12万
合計金額(目安)118万~150万

約120万〜150万円の出費が、10〜15年周期でやってくるのが外壁塗装の現実です。

「10年ごとに足場代やコーキングの打ち替え費用を払って塗装を繰り返すのはもったいない…」

そう感じる施主様の間で現在トレンドになっているのが

既存の外壁の上から新しい金属の外壁を張る「アルミサイディング カバー工法」です。

メンテナンスフリーなことで有名な「アルミ外壁」には、これまでの外壁メンテナンスの常識を覆す圧倒的なメリットがあります。

コーキング代が不要に!雨漏りリスクも激減

金属サイディングは、ボード同士を噛み合わせて張る構造(合いじゃくり工法)が主流です。

コーキングが表面に露出しないため、紫外線による劣化が起こりません。

つまり、将来的なコーキングの打ち替え費用がまるごと不要になるうえに、

隙間からの雨漏りリスクを根本からなくすことができます。

断熱性・防音性がアップする

裏地に断熱材(ウレタンフォームなど)が一体化されている製品が多く、外壁が二重になることで

「冬は暖かく夏は涼しい」静かな住環境が実現します。

サビに強く、超寿命

金属の中でも、アルミは圧倒的にサビ(赤サビ)に強い素材です。潮風が当たる塩害エリアや寒冷地でも安心して使用でき、メンテナンスの周期を劇的に伸ばすことができます。

超軽量で地震に強い

アルミサイディングの重量は、一般的な窯業系サイディングの約1/8と非常に軽量です。既存の壁の上から張っても家屋の骨組みへの負担が極めて少なく、耐震性を損ないません。

まとめ

「外壁メンテナンス=塗装」という固定概念を捨て、

コーキングの弱点を克服したアルミサイディングのカバー工法」を選ぶことで、

終わりのないメンテナンス費用のループから抜け出すことができます。

今後のライフプランに合わせて、ぜひ一度「カバー工法」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

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有見 百之助

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