こんにちは!
百年アルミ株式会社です!
「外壁塗装は10年くらいで塗り替えるもの」
そんな話を聞いたことはありませんか?
大切な住まいを雨風や紫外線から守るために、外壁の定期的なメンテナンスは欠かせません。
しかし、ここで少し考えていただきたいことがあります。
外壁を何度も塗り替えることは、住まいだけでなく、私たちを取り巻く環境にどのような影響を与えているのでしょうか。
今回は、外壁塗装と環境負荷の関係を考えながら、これからの住宅に求められる長期的なメンテナンスについてお話しします。
外壁塗装は、塗料を塗るだけの工事ではありません
外壁塗装は、建物を保護し、美観を維持するための大切な工事です。
ただし、塗り替えには塗料以外にもさまざまな資材やエネルギーが必要になります。
例えば、一般的な外壁塗装では、足場の設置、高圧洗浄、下地補修、養生、塗装、廃材の処理などが行われます。
その過程では、次のような環境負荷が発生します。
- 塗料や関連資材を製造する際のエネルギー消費
- 工事車両や資材運搬によるCO₂の排出
- 高圧洗浄に使用する水や電力
- 使用済みの養生材、塗料容器などの廃棄物
- 塗料の種類や施工条件によって発生する揮発性有機化合物(VOC)
もちろん、現在では環境に配慮した塗料や施工方法も普及しています。
それでも、工事を繰り返せば、そのたびに新たな資材やエネルギーが必要になるという点は見逃せません。
30年、40年という長い期間で考えてみる
仮に、外壁を10年ごとに塗り替える住宅を考えてみましょう。
新築から40年間で、10年目、20年目、30年目に塗装工事を行うとすれば、合計3回の塗り替えが必要になります。
そのたびに足場を組み、塗料を使用し、工事車両が出入りすることになります。
一方、耐久性の高い外壁材を採用し、塗り替えの回数を減らせれば、将来の工事に伴う資材消費や廃棄物の発生を抑えられる可能性があります。
ただし、ここで重要なのは、単純に工事回数だけを比べないことです。
耐久性の高い外壁材であっても、製造時にはエネルギーが必要です。新しい材料を取り付ける際にも環境負荷が発生します。
長期的な環境負荷を考えるポイント
材料の製造から施工、維持管理、最終的な廃棄や再資源化まで、住まいの一生を通して考えることが大切です。
こうした考え方は「ライフサイクル」という言葉で表されます。
国も建築物のライフサイクル全体で発生するCO₂の削減を重要な課題として位置付けています。
環境負荷を減らすために大切なのは「長く使う」という発想
住宅の環境対策というと、太陽光発電や省エネ設備を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、建物を長く使い続けるための維持管理も重要な視点です。
まだ十分に使えるものを活かし、必要以上の交換や工事を減らすことは、資源を大切にすることにもつながります。
外壁についても同じです。
劣化した部分を適切に補修して長く使う方法もあれば、外壁材そのものを見直して、将来の塗り替え負担を軽減する方法もあります。
どちらが適しているかは、現在の外壁の状態や下地、建物の構造、これから何年間住み続ける予定なのかによって変わります。
目先の工事費用だけでなく、20年後、30年後の維持管理まで考えることが、これからの住まいづくりには大切なのではないでしょうか。
塗り替えを減らす選択肢としてのアルミ外壁
私たち百年アルミでは、長期的なメンテナンスを考える選択肢の一つとして、アルミ壁【鎧】をご提案しています。
アルミは軽量で、一般的な鉄鋼材料とは異なる耐食性を持つ素材です。
また、既存の外壁の状態や施工条件が適していれば、現在の外壁を活かしたカバー工法によって施工できる場合があります。
アルミ壁【鎧】は、外壁の美観を整えるだけでなく、将来の塗り替え負担を減らすことを考えた外壁リフォームです。
既存の外壁との間に設ける通気層や、採用する断熱材などの構成によっては、住まいの快適性向上も期待できます。
ただし、アルミ外壁だからといって、建物全体のメンテナンスが不要になるわけではありません。
窓まわりやシーリング、取り合い部分、下地などは、施工仕様や経年状態に応じた点検が必要です。
また、アルミの製造にも環境負荷があるため、アルミ外壁にするだけで必ずCO₂排出量が減ると断定することはできません。
大切なのは、その住宅に適した工法を選び、将来必要になる工事を含めて比較することです。
百年アルミの外壁については、アルミ壁【鎧】の公式紹介ページでも詳しくご案内しています。
本当に必要なメンテナンスを見極めることが第一歩
外壁に色あせや汚れが出てきたからといって、すぐに全面塗装が必要とは限りません。
反対に、見た目がきれいでも、シーリングの劣化や外壁のひび割れ、雨水の侵入につながる不具合が隠れている場合もあります。
まずは、地上から安全に見える範囲で、ひび割れ、塗膜の剥がれ、シーリングの隙間、雨染みなどがないか確認してみましょう。
そのうえで専門家が、外壁材の種類や傷み具合、下地の状態、雨水の侵入リスクなどを確認することで、適切なメンテナンス方法を検討できます。
塗装で十分に保護できる住宅もあれば、部分補修が適している住宅、外壁材そのものを見直した方がよい住宅もあります。
住まいの状態を知ることが大切です
必要のない工事をしないことも、環境負荷を抑えるための大切な考え方です。まずは現在の外壁の状態を確認し、これから必要になる維持管理を考えてみましょう。
これからの外壁リフォームは「何回工事をするか」まで考える時代へ
住まいを守るためのメンテナンスは、これからも必要です。
しかし、工事をするたびに費用がかかり、資材やエネルギーが使われることも事実です。
これからは、傷んだら直すという考え方に加えて、できるだけ長く使い、将来の工事回数を抑えられる住まいを目指すという視点も大切になります。
それは家計の負担を考えることであり、将来の暮らしを考えることであり、限りある資源を大切にすることにもつながります。
私たち百年アルミは、今の住まいの状態を確認したうえで、これから先の暮らしに合った外壁メンテナンスを考えることを大切にしています。
次の塗り替えを考えるときには、ぜひ一度、「この先、何回の工事が必要になるだろう?」という視点からも、ご自宅の外壁を見つめ直してみてください。
まずは住まいの状態を知ることから始めましょう。
外壁の状態や今後のメンテナンスについて気になることがあれば、百年アルミへご相談ください。現在の状態を確認し、これから必要になるお手入れについて一緒に考えていきます。

